親権争いは、なぜ母親が有利で父親が不利?子供の連れ去り得な日本

MENU

妻(夫)に子供を連れ去られると、親権を取るのに不利になる

親権争い

 

離婚することになった場合、親権争いでは大抵母親が有利で、父親が親権を獲得するのはなかなか難しく、不利なことは一般的に知られています。実際に過去の判例でも、ほとんどの場合、母親が親権を獲得しています。

 

それでも、母親側に親権を渡したくないという父親もいるでしょう。そこで今回はどうして父親側が親権争いで不利になるのか、親権を争う際、有利に進めるにはどうすれば良いのか、実際に子供を連れ去ってしまった方が得なのか、親権を獲得した後の不安点などをまとめました。

 

親権とは?

まずは親権とは明確にどのようなものを示すのか見てみましょう。

 

親権とは身上監護権および財産管理権の2つの権利からなる

親権は身上監護権、財産管理権という2つの権利から成り立っています。

 

身上監護権とは、子供の世話および教育など、普段の生活をトータルで見ることができる権利を指します。財産管理権は子供の財産を管理することを指します。

 

一般的にはこの2つの権利をまとめて管理しますが、必ず、片親が2つの権利を担わなくてはいけないわけではありません。しかし、この2つの権利を分担することは、レアケースと言えるでしょう。

 

子供が複数人の場合は分担も

一般的にも知られていますが、子供が複数いる場合は上の子は父親、下の子は母親など、それぞれが親権を持つことも可能です。

 

しかし、中には上記のように親権を獲得しても、兄弟が離ればなれになることを良くないと見る親もおり、片親が泣く泣く親権を放棄することもあるようです。

 

親権が未決定の場合は離婚成立にならず

現在の離婚の9割は協議離婚と言われています。協議離婚ならお互いに納得して離婚することになるので、スムーズに離婚手続きが進みます。しかし、離婚の決定がお互い合意できていても、未成年の子供の親権がはっきりと決定していなければ、離婚届けの受理はされません。

 

親権でもめてしまった場合、他の面では話し合いができていても、最終的には離婚調停をしなくてはいけなくなります。

 

父親が親権を獲得しづらいのはなぜ?5つの原因がある

一般的に母親が親権を獲得することが多いですが、どうして父親が不利になるのでしょうか?

 

その1.フルタイムの仕事・残業などもあり養育が困難

父親は基本的にフルタイムで仕事をしていることが一般的です。そのため、子供の面倒をみるのが困難と考えられます。特に低年齢の子供の場合、保育園、学童などに預けなくてはいけません。また、休日にしても、普段から育児をしてきていなかった場合、いきなりずっと子供の面倒を見るのはかなり大変と言えるでしょう。

 

その2.母親からの養育費を貰えるかわからない

離婚後の養育費の支払いが滞ることは多く、支払って貰えるパーセンテージは母子家庭は20%以下、父子家庭に至っては5%以下ということです。女性はどうしても収入が少なくなりがちで、父親が親権を持ち、養育費の支払いをきちんと母親にしてもらうのは難しいと考えられるため、父親側が親権を獲得するのが困難になるのでしょう。

 

その3.子供が母親を選ぶことが多い

育児をしている時間はどうしても母親の方が多くなり、一緒に過ごす時間も多いです。こういった点も重要視されますが、子供の方も毎日遅く帰ってきて一緒にいられない父親よりもいつも一緒にいてくれる母親と今後も暮らしたい考えることが多いようです。

 

その4.裁判でも母親に親権を渡すことが多い

過去の判例を重要視する傾向にあり、どうしても親権は母親側に渡りやすいようです。

 

その5.離婚後も生活があまり変わらない

離婚後も基本的に生活スタイルは変わらないと考えられます。そうなると、父親が親権を獲得しても、なかなか子供と一緒に過ごすことができないと考えられます。また、休日も仕事をしている男性は多いため、そういった点も裁判で不利に働きます。

 

親権争いを有利に進めるには?

 

有利に進める方法

 

親権争いを有利に進めるにはどんなことがポイントになってくるのでしょうか?最も重要視されるのが子供がどちらの親といるのが幸せになるのかという点です。そのため、以下の点をおさえておきましょう。

 

家庭裁判所調査官が調査

家庭裁判所調査官とは、客観的に子供の環境、心情を判断するために調査する調査官です。親や子供と面談を行う、家庭訪問、学校訪問なども行います。

 

子供との面談では普段どんな気持ちでいるのかうまく聞き出します。また、心理テストを利用することもあります。

 

つまり、あなたが親権者にふさわしい環境で子供を育てているのかを見極めるのです。

 

家庭訪問時常識ある態度で

親権を決定する際、家庭裁判所調査官が家庭訪問を行います。このときに約束時間を守る、家の中をキレイにしておくなど、常識的なことをしておきましょう。また、協力的な態度を示すことも重要です。

 

生活の様子を提出する場合も

普段の生活をタイムテーブルで確認されることもあります。有利に進めるためには、改善点をチェックし、できるだけ規則正しく、子供との時間を多く取るようにしておきましょう。

 

また、怪我、成績、健康診断結果など、さまざまな点もチェックされます。その場でなんとかするのではなく、普段から子供のことをきちんと見ているかどうかがチェックされるということを念頭に置いておきましょう。

 

普段から育児に参加しているかも問題

過去の育児よりも将来に向けて考えるとされているとは言え、普段から育児に参加していない場合、親権を取るのは難しくなってきます。

 

子供への愛情の深さ

今までの子供への接し方など、トータルで考えて、子供への愛情が深いと判断されれば、親権を獲得するのに有利になるでしょう。

 

すでに別居している場合も子供への接し方が重要

すでに子供と別居している場合、電話をかける、手紙を書く、相手に子供がどうしているか聞く、生活費を送る、面会交流をするなど、そういった行動も親権獲得に重要になってきます。

 

同居している場合の行動も注意

子供と生活している場合、普段の生活に気をつける、残業などを減らす、飲みの付き合いを減らす、相手の悪口を子供に話さない、相手がどうしているかを子供に話す、面会交流を設けることも重要です。

 

子供との時間を多く取れるかどうか

子供と過ごす時間が多く取れれば取れるほど、親権獲得には有利になります。そのため、どうしても母親の方が親権獲得に有利になりやすいと言えるでしょう。しかし、フレックスなどが活用できる、長時間労働の会社から転職を考えているというものをアピールすれば、プラスにとらえて貰えるでしょう。

 

子供が低年齢だと母親が有利

子供が低年齢の場合、どうしても小さい子には母親が必要と判断されるケースが多いため、父親の親権獲得は不利になります。

 

10歳以上なら子供の意思も尊重

子供がすでに10歳に達している場合、子供の意思も加味されます。また、15歳以上ともなれば、子供の意思が尊重されると考えましょう。

 

経済力があってもあまり決定要素にはならない

経済力があるに超したことはありませんが、親権獲得に決定的な要素にはなり得ません。経済力があれば、生活が豊かになりますが、養育費の支払いという手段があるため、一概に有利になるとは言えないのです。

 

身体および精神的に健康である

子供を責任もって育てていくには、そうとうな精神力、体力を有します。そのため、身体および精神的に健康であるかどうかは親権争いにも重要です。

 

自分と一緒の方が子供は幸せだとしっかり説明を

相手の悪いことを話すのではなく、今後、自分が子供のために何ができるのか、どのように養育していけるのかなど、将来について、自信を持って説明することも重要です。今まで子育てをあまりしてこなかったとしても、今後、どう行動するかによって判断されます。

 

また、一緒に過ごせる時間、どちらと一緒の方が幸せを感じられるかも重要なポイントです。

 

裁判所に相手の悪口を言わせるのは不利

子供に「パパ嫌い」、「ママ嫌い」など、裁判所で相手の悪口を言わせることは心証が悪くなるのでやめましょう。親権者として良い行動とは受け取られません。

 

相手の問題点を主張

相手がこれまで育児に関して問題がある場合、それを裁判で主張、立証することが重要です。例えば、不倫相手にのめり込んでいる、子供を虐待・放置している、精神疾患があるなどです。そうすることで、親権獲得に有利になるため、証拠を残しておくのが良いでしょう。

 

また、親権が相手にいってしまった場合でも、面会交流に応じない、子供に悪意ある言動を伝え面会交流を嫌がるように仕向けていたことがわかれば、親権は移動することも可能です。

 

DVでっち上げも起こっているから注意!

子供の親権を獲得したいがため、DVのでっち上げも最近多いようです。こういったことを訴えられてしまうとなかなか親権を獲得するのは難しくなります。

 

しかし、激しく反論してもらちがあかないので、こちら側が子育て環境が整っていることを証明することをアピールすることが大事になってきます。

 

不貞行為が原因でも親権は取れる

親権争いとは、子供の将来を考えて、どちらが親権を取った方が子供が幸せになれるかを第一に考えて、決定されます。そのため、万が一、不貞行為が原因で離婚に至ったとしても、親権を獲得することができます。

 

ただし、有責配偶者に対しての心証は悪くなり、マイナスポイントになるでしょう。また、離婚後に不倫相手と一緒になる可能性がある場合、新しい親との間に子供ができ、家庭内暴力、性的虐待が起こる可能性も十分に考えられるため、不倫相手との清算をする方が良いでしょう。

 

父親が親権を取ることもできるので諦めない!

 

父親は不利だけど

 

離婚を考えている夫婦は実際に離婚する前にもアクションを起こしている場合が多いです。離婚前から別居していて、父親が子供と一緒に暮らしていれば、親権争いで有利になるでしょう。

 

また、上記でも出ていますが、経済力の有無、労働時間をコントロールしやすく子供に時間を費やすことができるか、健康体・精神的にも安定しているなど、トータルで有利な条件を提示できれば、親権争いも有利になるでしょう。

 

父親が親権を獲得!養育費はどうなる?

父親が親権を獲得した場合、養育費はどうなるのでしょうか?母親も支払わなくてはいけないのでしょうか?養育費というのは、子供の養育に関わる費用のため、たとえ父親が親権を獲得したとしても、母親へ養育費の請求をすることができます。

 

養育費は親権を獲得できなかった親が自分の生活水準を落としても支払わなくてはいけないものであり、父親母親関係なく、支払い義務が発生します。

 

ただし、母親の方が年収が少ないことが多いため、養育費の額は低くなりがちです。しかし、低い額であったとしても、きちんと子供への養育費を支払うことが子供の将来のため、信頼関係を維持するためには重要です。

 

また、面会交流権と養育費は別と考えられていますが、養育費を払わないような人には子供に会わせたくないと考えるのが人間というものです。そうならないためにも、養育費はしっかり払っていくのが子供との面会にも有利に働くでしょう。

 

父親が親権を獲得するのは不利だが環境が良いと取れることも

母親の環境が悪く、父親の環境が良い場合、親権を獲得できる可能性は高くなります。例えば、両親と同居しており、自分がいない間は両親が子供の面倒を見ることができる、収入が多いため子供の養育により良い環境を与えることができる、普段から子供との時間を取っている、送り迎えや学校行事など積極的に参加しているなど日記やメモに残す、周囲の陳述書を取っておき、提出していると親権を獲得できることがあります。

 

また、母親の環境が悪いというのは次のような場合です。母親が親権争い前に連れ去り父親に会わせない、収入が少ない、借金がある、長時間労働なため子供の養育に良い環境を整えるのが困難である場合は親権争いに不利になるでしょう。

 

母親が出ていき父親と生活している

母親が出て行ってしまい、父親と暮らしている場合、父親が親権者に選ばれる可能性が高くなります。また、この期間が長くなればなるほど、父親と暮らしたいと考える可能性が高くなります。

 

母親の監護能力が低い場合も父親側が有利

上記で上げたとおり、母親に落ち度があれば、父親の方が親権獲得に有利になります。母親が暴力的、浪費癖がある、浮気癖がある、持病があると、子供に良くないと考えられます。このような場合も周囲の陳述書があると有利でしょう。

 

普段から子供のために何かしている

普段から子供と会話をしている、他の用事より子供優先にする、送り迎えをしている、残業をしないで子供との時間を作る、タバコ・酒・浪費をやめる、料理を覚えるなどを積極的に行っていると有利になるでしょう。

 

面会交流をさせる意思を強調

面会交流は離婚事由が不貞行為であろうと関係なく、子供の権利です。心情としては不倫されて離婚してしまった場合、相手に子供を会わせたくないと思いますよね。しかし、それは別問題です。子供の幸せを一番に考えて裁判所は親権を決定するため、そういった態度であると親権獲得に不利になります。

 

面会交流に対して、慣用であることをアピールすれば親権獲得に有利になるでしょう。

 

親権争いで不利になるのは

子供の前で配偶者に暴力を振るう、兄弟の前で暴力を振るう、子供を留守番させ不倫したなどは、親権を獲得するのが困難になるので、注意が必要です。

 

調停での親権争いで有利なのは母親!

調停で親権争いする場合、母親の方が有利になるようです。離婚調停および離婚裁判では母親が親権を獲得する確率がおよそ9割を占めています。これをみるとかなり父親の方が不利になるようですね。

 

親権獲得が難しいと判断した場合は

親権が取れなかったとき、親権獲得が難しいと判断した場合は、面会交流権を有利に取れるよう進めましょう。多くの場合、離婚後は元配偶者に子供を会わせたくないと考えることが多いです。しかし、面会交流権は子供が親と会う権利の1つなので、自分の気持ちを優先するのではなく、子供の気持ちを尊重するべきです。

 

面会交流権を交渉する際、面会の頻度、1回どのくらい会えるのか、宿泊は可能か、どこで会うのか、電話・手紙のやりとりはOKかなども決めておくと良いでしょう。ただし、面会の日、時間を固定して決めると互いに支障があるため、月1回の面会など、回数で決めておくと良いでしょう。

 

きちんと面会交流権を獲得するためには、弁護士などに相談するのがおすすめです。

 

調停で親権を争う場合、どのように進むのか?

離婚はお互いにスムーズに合意しても、親権でもめた場合は離婚調停にもつれ込みます。どのような流れで調停が進むのか実際に見てみましょう。

 

調停で親権争いをする流れ

まず、争う配偶者の現住所のある家庭裁判所に申し立てを行うと、調停期日が決定されます。その後、第1回、それ以降の複数の調停が終了まで繰り返し行われます。

 

調停は大体、月1回程度行われ、3回程度で終わるので、3ヵ月あれば解決できると考えましょう。ただし、互いに納得がいかなければ、それ以上に及ぶこともあるので、あくまで目安と思ってください。

 

おおよその費用

調停申し立て金として、印紙代1,200円、呼出状の切手およそ800円、その他に現地への交通費もかかりますが、当人同士のみで調停を争う場合は、あまり多くの費用がかからないと考えて良いでしょう。

 

しかし、弁護士に依頼した場合はその費用もかかるため、かなりの金額がかかると考えましょう。ただし、費用を捻出できないけど、勝てる自信がないと不安がある人もいると思います。そんなときは法テラスなどを使って、弁護士費用を押さえ、分割払いする方法もあるので、ぜひ活用してください。詳しくは”法テラスで弁護士に無料相談できる?探偵の無料カウンセリングと比較”をご参照ください。

 

弁護士へ依頼して親権争いを有利にする

親権は必ず母親に親権が渡るとは限りません。また、父親側がどうしても親権を獲得したいと考える場合は、親権争いを自分だけで行うよりも、弁護士へ依頼して親権争いを有利に進める方が良いでしょう。

 

弁護士へ依頼するメリットおよび費用は?

親権を確実に獲得したい人は弁護士に依頼するのがおすすめです。法律の専門家に依頼することで、より勝率を上げることができるでしょう。しかし、弁護士に依頼するのはちょっと敷居が高いと感じる人が多いのではないでしょうか?

 

どのくらいの費用がかかるのか、わからないのはちょっと不安ですよね。前述の通り、費用を捻出するのが難しい場合は法テラスを活用することも検討しましょう。

 

実際の費用の相場とは?

親権争いでかかる費用は、結果に関係なく支払わなくてはならない着手金、出廷・拘束時間などに対する弁護士への日当、調停結果に応じた報酬金などが必要になる費用です。費用についてはかなり幅があり、400,000円〜1,000,000円はかかると考えましょう。

 

ただし裁判になるとそれ以上に費用はかかる

調停で決定できれば上記の範囲内で収まることがほとんどでしょう。しかし、裁判にまで発展した場合、1,000,000円以上かかることもあると考えた方が良いです。また、裁判にまでもつれ込むと1〜2年争うことになります。

 

そうならないためにも、早い時点で専門家へ相談する方が費用も時間も無駄にしないですみます。

 

実際の裁判ではどう?寛容性の原則を重視した提案が重要!

 

連れ去りが一番!

 

親権を獲得するためには、親権を持たない元配偶者に対しても子供との面会交流を寛容に行うことを提案するのが有利になるようです。

 

実際に第一審では父親が親権者になったケースも

実際の判例でも、子供と暮らしていなかった父親側が上記の点を重視した提案をすることで、親権を獲得することができました。別居が原因で5年間子供と一切面会できませんでしたが、親権争いの際、妻と子供の面会は年間100日、仕事中は両親が子供の養育を行う、面会が実行できなかった場合は妻へ親権を変更するという提案でした。一方、妻の方は子供との面会交流が月1回と格段に少なかったのです。

 

これをみると明らかに父親側の方が元配偶者に対して、寛容であり、より良い友好関係を保とうとしているのがわかります。寛容性の原則を満たし、さらに子供への負担のない親権者と考えられる継続性の原則も満たしています。

 

第二審では母親が親権者に

しかし、第二審では最終的に母親が親権者になりました。その理由として、今まで子供の監護者が母親であり、監護能力に特段差があるとは考えられない、子供が母親と暮らしたがっていることがポイントになりました。また、第一審で評価された面会交流の回数では子供が長距離を移動することによって、身体へ大きな負担を伴う、友人との関係に支障が出ることが考えられるとされ、母親が親権者になったのです。

 

連れ去りも問題視されなかった

子のケースでは別居時に一方的に母親が子供を連れ去ってしまいましたが、子供のことを考え、母親が親権者に不適切ではないとは断言できないとされました。

 

連れ去り得な日本と言われるのは?

上記の通り、連れ去ってしまった場合でも、最終的に裁判でも問題視されていません。逆に有利に働いたのではないでしょうか?

 

父親に無断で連れ去っても安定した生活を送れていればOK?

母親は子供と一緒にいる時間が多く、父親が仕事に行っている間に連れ去ってしまうことも多いようです。連れ去りが裁判で重要視されないのは、子供の生活の安定を第一に考え、母親の実家など、快適かつ元気に暮らしていれば、どうしても親権は母親が獲得しやすくなってしまうのです。

 

これは逆に言えば、父親でもできる行為です。父親側の実家に子供を連れて行ってしまえば、判決が出るまでそこで養育することができ、子供が幸せだと判断できれば、親権は父親が獲得できる可能性は高くなります。

 

連れ去りで注意したいこと

子供が自分の意思を伝えられ出ていくのを嫌がっている、意思を確認しないで連れ去ると不利になるので、注意が必要です。また、面倒を全く見ていなかったのにいきなり連れ去った場合も同じように不利になるので、注意が必要です。

 

子の連れ去りをされたら以下のことをすぐ実行

子供の連れ去りによって不利にならないためにも、すぐに子の引き渡し申し立てなどを行うようにしましょう。また、早めに面会交流をさせて欲しいことも伝え、面会交流調停の申し立てをするのが良いでしょう。

 

親権獲得後の気になることは?

親権獲得後に気になる点を以下の通りまとめました。

 

子の引き渡しをしてくれない場合は

子の引き渡しを命じられても応じない場合は、強制執行手続きで引き渡ししてもらうことができます。間接強制では相手方に一定期間に引き渡すよう命じ、実行されなければ間接強制金の支払いを命じられます。また、直接強制では裁判所の執行官が現地に赴き、子供を直接引き取ることができます。

 

子供の姓はどうなる?

母親側に親権がいく場合、母親の姓は旧姓に戻るとしても、子供の姓は父親と同じ姓になります。戸籍も父親の戸籍に入った状態です。ただし、母親が戸籍を自分の戸籍に入れたい、子供の姓を変更したい場合は家庭裁判所に申請する必要があります。これは特に問題視されないため、すぐに手続きが完了するでしょう。

 

片親になったら支援制度を活用できる

親権をどちらが獲得するか決定したら、離婚は進みます。片親で子供を育てていくにはお金の心配がありますよね。ご安心ください!国、自治体が行っている支援制度があるため、離婚が決定したらすぐに申請しましょう!児童扶養手当、医療費支給、住宅手当、保育料・交通費減額など、さまざまな制度があるので、フルで活用しましょう!

 

離婚後の子供への影響も大きい

親権問題が解決しても、しばらくは子供への悪影響が多く出ます。転校による人間関係形成困難、成績の下落、健康不良、疎外感、精神不安定などが起こります。

 

また、離婚後の将来への影響も大きく、以下の不安もあります。

 

子供の離婚の発生率増加、フリーセックスの増加、10代の妊娠、暴力の増加なども起こるようです。

 

一概にこういったことが絶対あるとは言い切れませんが、上記のような悪影響が出ることも十分あり得るため、よく考えて行動するようにしてください。

 

親権獲得は母親が有利だが100%ではない!連れ去りもおとがめなしに

皆さん、いかがでしたか?上記の通り、親権獲得は基本的に母親の方が有利だとわかりました。普段から父親が育児に参加していない家庭は父親側は特に不利になるでしょう。また、たいていの場合、母親側は時間があるため、父親がいない間に子供を連れ去りやすい状況にあります。そのため、どうしても、子供を連れて実家に帰るといったことが起こりやすいです。

 

連れ去った場合でも、母親と子供が長期間過ごしてしまっていれば、その現状を壊してまで父親に親権を移動することは難しくなるので、こういったことが起こらないよう普段から注意しましょう。

 

完全無料!浮気・不倫の相談窓口はコチラ!


原一探偵事務所

【詳細】http://haraichi.jp/

【電話番号】0120-77-1398